Apple、「iOS 10.2.1」で脆弱性18件を解消 - 12件はWebKit関連
Appleは、同社スマートデバイス向けに18件の脆弱性を修正した「iOS 10.2.1」をリリースした。
今回のアップデートで修正した18件中、12件はWebKitに関連する脆弱性。細工されたウェブサイトを処理した際にコードを実行される脆弱性に対応したほか、メモリ破壊、クロスオリジン、悪意あるポップアップ表示が可能となる問題などを解消した。
またカーネルに関する2件の脆弱性のほか、オートアンロック、連絡帳、Wi-Fiに関する脆弱性に対処している。今回修正した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2017-2352
CVE-2017-2368
CVE-2017-2370
CVE-2017-2360
CVE-2016-8687
CVE-2017-2350
CVE-2017-2354
CVE-2017-2362
CVE-2017-2373
CVE-2017-2355
CVE-2017-2356
CVE-2017-2369
CVE-2017-2366
CVE-2017-2363
CVE-2017-2364
CVE-2017-2371
CVE-2017-2365
CVE-2017-2351
(Security NEXT - 2017/01/24 )
ツイート
PR
関連記事
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ