Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Bluetoothプロトコルスタック「BlueZ」の付属ユーティリティに脆弱性

Linux向けのBluetoothプロトコルスタックとして提供されている「BlueZ」の付属ユーティリティに脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ユーティリティにおいて、バッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2016-7837」が含まれていることが判明したもの。脆弱性を悪用されると任意のコードを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、サイバーディフェンス研究所の松隈大樹氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。「同5.42」にて脆弱性が修正され、さらに不具合が修正された「同5.43」がリリースされている。

(Security NEXT - 2016/12/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消