「公的個人認証サービス」ソフトのインストーラーに脆弱性
地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が提供する「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」のWindows向けインストーラーに脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、インストーラーの検索パスに脆弱性「CVE-2016-4902」が存在。悪意あるライブラリファイルを読み込むと、コードを実行されるおそれがある。
脆弱性は、「同3.0.1(Windows7以降対応版)」「同3.0.1(WVista対応版)」「同2.6」に存在。以前のバージョンも影響を受ける。
同脆弱性は、NTTコミュニケーションズの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
Windows 7以降に対応したバージョンについては、修正版が用意されている。「Vista対応版」については、近日中に公開される予定。
(Security NEXT - 2016/11/01 )
ツイート
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - 3件のセキュリティ修正
「NetScaler ADC」「同Gateway」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
Trend Micro「Apex Central」に深刻な脆弱性 - 修正パッチをリリース
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を