Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Java SE」に複数の深刻な脆弱性 - 定例パッチで修正

Oracleは、「クリティカルパッチアップデート(CPU)」で、「Java SE」における複数の深刻な脆弱性を修正した。

今回の修正は、四半期に1度の定例パッチ。あわせて7件の脆弱性を解消した。「CVSS v3」のスコアが「9.6」である「CVE-2016-5556」「CVE-2016-5568」「CVE-2016-5582」のほか、スコアが「7.0」以上の脆弱性はあわせて4件。

影響を受けるバージョンは、「Java 8 Update 102」「同7 Update 121」「同6 Update 131」。同社では脆弱性を修正した「同8 Update 111」およびバグの修正も実施した「同8 Update 112」をリリースしており、同社やセキュリティ機関では、早期にアップデートするよう注意を呼びかけている。

20161019_ja_001.jpg
修正した脆弱性の一覧(表:Oracle)

(Security NEXT - 2016/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性