Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

介護情報サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性

介護施設や介護サービスの情報を提供するサイト「HAJ介護ガイドnavi」が不正アクセスを受け、登録者に関する個人情報が流出した可能性があることがわかった。

同サイトを運営する北海道アルバイト情報社によれば、3月13日3時前から15日4時半過ぎにかけて、複数回にわたりSQLインジェクション攻撃による不正アクセスを受けたもの。同月16日10時過ぎに不正アクセスの痕跡を確認し、被害に気が付いた。

今回の不正アクセスにより、同社の求人サイトに3月15日時点で登録していた利用者のメールアドレスが漏洩した可能性があり、一部利用者については氏名や住所、電話番号などが含まれる。被害の報告などは受けていないという。

同社では同サイトを閉鎖。運営するすべてのサイトにおいてウェブアプリケーションの脆弱性を解消するなど、対策を講じている。

(Security NEXT - 2016/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「WooCommerce」向けフィルタプラグインに脆弱性
「VMware Aria Automation」にSQLi脆弱性 - 修正パッチをリリース
「WordPress」向けプラグイン「UsersWP」にSQLi脆弱性
「FileCatalyst Workflow」に深刻な脆弱性 - PoCも公開
WordPress向けメールマーケプラグインにSQLi脆弱性
「WooCommerce」向けフィルタプラグインにSQLi脆弱性
インフラ監視ソフト「Pandora FMS」にアップデート - 複数脆弱性を修正
WP向けeコマースプラグイン「Dokan Pro」にSQLi脆弱性