NTTと三菱重工、重要インフラのセキュリティ技術で共同研究

NTTと三菱重工業は、重要インフラで利用する制御システムなどのサイバーセキュリティ技術に関し、共同研究を進めることで合意した。
今回の合意により、三菱重工の制御技術とNTTのセキュリティ技術を連携。発電設備をはじめとする制御システム向けのセキュリティ技術について開発を目指す。
具体的には、三菱重工が都内に開設した「サイバーラボ」を研究成果の実証拠点として活用。NTTが研究開発を進めてきたセキュリティエンジンをベースに、未知の攻撃をリアルタイムに検知する技術や、重要インフラの運転を止めずに対策を行う技術を共同で開発。各製品を模したモデルを使って、効果の検証を進めていく。
(Security NEXT - 2016/03/22 )
ツイート
PR
関連記事
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「Cisco ISE」「PaperCut NG/MF」の脆弱性狙う攻撃に注意
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
「SharePoint」「FortiWeb」の脆弱性悪用に警告 - 即日対応の緊急要請も
「Wing FTP Server」狙う脆弱性攻撃に注意 - 詳細公表翌日より発生
「Apache Tomcat」にアップデート - 複数脆弱性を修正
米当局、「Citrix Bleed 2」の悪用に注意喚起
米当局、2019年以前の既知脆弱性4件を悪用リストに追加