NTTと三菱重工、重要インフラのセキュリティ技術で共同研究

NTTと三菱重工業は、重要インフラで利用する制御システムなどのサイバーセキュリティ技術に関し、共同研究を進めることで合意した。
今回の合意により、三菱重工の制御技術とNTTのセキュリティ技術を連携。発電設備をはじめとする制御システム向けのセキュリティ技術について開発を目指す。
具体的には、三菱重工が都内に開設した「サイバーラボ」を研究成果の実証拠点として活用。NTTが研究開発を進めてきたセキュリティエンジンをベースに、未知の攻撃をリアルタイムに検知する技術や、重要インフラの運転を止めずに対策を行う技術を共同で開発。各製品を模したモデルを使って、効果の検証を進めていく。
(Security NEXT - 2016/03/22 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「MailEnable」に深刻なXSS脆弱性 - 実証コードも公開
Qualcomm製チップセットの脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局