Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽三井住友銀からのSMSに注意 - PW失効と偽って詐欺サイトへ

携帯電話やスマートフォンのSMS(ショートメッセージサービス)を用いて、三井住友銀行の偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が確認されている。

20160122_ap_001.jpg
SMSを用いたフィッシング(画像:フィッシング対策協議会)

注意喚起を行ったフィッシング対策協議会によれば、今回確認されたフィッシングは、オンラインバンキングのパスワードが「翌日に失効する」といった内容のSMSを送り付け、記載したリンクからフィッシングサイトへ誘導する手口。アカウント情報や口座番号、暗証番号などが詐取されるおそれがある。

1月22日の時点でフィッシングサイトの停止が確認されているが、SMSを用いた手口は、これまでほかの金融機関でも確認されており、今後も類似の攻撃に注意する必要がある。

(Security NEXT - 2016/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出
元従業員が個人情報を転職先企業に不正持出 - アクシスコンサル
「RDPファイル」添付した標的型攻撃メールに警戒呼びかけ - 米当局
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を