Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ディアイティ、「NIRVANA改」の商用版 - 自動防御機能を搭載

ディアイティは、情報通信研究機構(NICT)が開発したサイバー攻撃分析プラットフォーム「NIRVANA改」を商用化した「WADJET」を2016年1月より提供する。

同製品は、組織内ネットワークを流れる通信をリアルタイムで観測し、各種セキュリティ機器からのアラートを集約してサイバー攻撃の状況を可視化する「NIRVANA改」に、同社が独自に開発した分析機能を搭載したもの。

インシデント発生時には、ファイアウォールやスイッチなどのネットワーク機器を自動的に制御し、異常な通信の遮断や感染ホストの隔離を行う自動防御機能が動作する。

価格は、マネージメントシステムが129万6000円。センサシステムとゲートシステムがいずれも270万円。アラート情報収集システム、可視化システム、分析システム、防御システムがともに378万円。

(Security NEXT - 2015/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「SECCON CTF」が3年ぶりにリアル開催 - 1点差の接戦も
サイバー攻撃可視化プラットフォーム「NIRVANA改」がIPv6対応
セキュリティ情報分析基盤「CURE」、自然言語による情報の関連付けにも対応 - NICT
脅威情報を集約し横断分析する「CURE」を開発 - NICT
アキバで「SECCON 2018」が開催中 - 親子で楽しめるコンテンツも
NICT、脆弱性管理プラットフォーム「NIRVANA改弐」を発表
「NIRVANA改」ベースのサイバー攻撃可視化システムに機械学習エンジンを追加 - dit
NICTやPwC-CSら、重要インフラのサイバー攻撃対策技術で共同研究
dit、「NIRVANA改」ベースの「WADJET」新版を提供 - ダークネットに対応
NICT、「SECCON」向けにあらたな攻防戦の可視化システムを提供