Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ジャパンネット銀行の偽サイトに注意 - 中国語含むSMSで誘導

「ジャパンネット銀行」を装うフィッシングサイトが確認された。11月12日午前中の時点で稼働を確認しており、関連機関が注意を呼びかけている。

20151112_ap_001.jpg
SMSメッセージ(画像:フィッシング対協)

フィッシング対策協議会によれば、今回確認された手口はSMSメッセージで偽サイトへ誘導する手口。「トークンシリアルの失効、セキュリティ強化のため更新必要」などと説明し、不安を煽る内容となっている。

メッセージでは、「失効」の表現で国内で利用しない「失效」と中国語が用いられており、日本語を母国語としない人物が関与していると見られる。

問題のフィッシングサイトは、11月12日午前中の時点で稼働が確認されており、閉鎖に向けて同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。オンラインバンキングの利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正
警告音付き偽画面でサポート詐欺被害、支払要求で気付く - 松山大
Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
侵入後に即攻撃するランサムウェア「Ghost」に注意 - 70カ国以上で被害
フィッシング報告とURL件数が大幅減 - 旧正月前後は縮小傾向
フィッシング被害者のアカウントがさらなる攻撃の踏み台に - 東京外大
メルアカに不正アクセス、フィッシングの踏み台に - SVリーグ
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増