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レノボ、ThinkPadデータ収集問題で釈明 - 「個人特定できない」

同社は「Superfish」問題の発覚後、「よりクリーンかつ安心なPC」を提供すると表明。プリインストールするソフトウェアから「アドウェア」や「ブロートウェア」を排除し、OSやドライバ、セキュリティ対策ソフト、同社純正ソフトなど最小限に抑えるとの方針を発表した。

また8月には、同社がBIOS上に「Lenovo Service Engine(LSE)」を組み込み、一部データの外部送信や、OS上のファイルを書き換え、独自ソフトをインストールしているとの問題が指摘されている。

その後、Microsoftのセキュリティガイドラインに合致しないとの理由でLSEの搭載を中止、削除アプリを公開するなど対応に追われた。

今回同社が公表した情報収集を行っているプリインストールソフトは以下のとおり。

Lenovo Companion(Lenovo Dependency Package)
Lenovo Support(Lenovo Dependency Package)
Lenovo Settings(Lenovo Settings Dependency Package)
Lenovo System Update
Lenovo QuickControl
Lenovo QuickDisplay
Lenovo SHAREit
Lenovo Experience Improvement
Lenovo Solution Center
Lenovo Simple Tap
Lenovo REACHiT
Lenovo WRITEiT

(Security NEXT - 2015/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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