Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ヨドバシのAndroidアプリに複数の脆弱性 - 2年以上前に修正済み

ヨドバシカメラが提供するAndroid端末向けアプリの旧版に複数の脆弱性が含まれたことがわかった。2013年2月に修正済みで、以降にアップデートしていれば影響を受けない。

過去に提供されていた「同1.2.1.0」および以前のバージョンに、任意のJavaメソッドが実行される脆弱性「CVE-2015-2980」や、SSLサーバ証明書検証処理の脆弱性「CVE-2015-2981」が存在したもので、脆弱性情報のポータルサイトであるJVNが情報を公開した。

いずれも草野一彦氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整した。すでにバージョンアップを重ねており、現行バージョンは「同1.4.4」。2013年2月以降に公開されたバージョンであれば、脆弱性は含まれない。

(Security NEXT - 2015/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性