Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

開発終了した施設予約管理用CGIプログラムに複数の脆弱性

ディーアイシーが提供していた施設予約管理用CGIプログラム「yoyaku_v41」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。すでに開発は終了しており、利用の中止が推奨されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、リモートより任意のファイルを作成できる脆弱性「CVE-2015-2977」や認証が回避される脆弱性「VE-2015-2978」、OSコマンドが実行できる脆弱性「CVE-2015-2979」などが明らかとなったもの。

これら脆弱性は、馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。すでにディーアイシーでは、製品の開発や配布を終了しているとして、利用の中止が推奨されている。

(Security NEXT - 2015/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定