広告を執拗に表示させる迷惑アプリ、「Google Play」で多数流通
執拗に広告を表示させてデバイスの操作を邪魔するモジュールを含んだアプリが、「Google Play」上で複数確認されている。
Doctor Web Pacificによれば、悪質な広告プラットフォーム「Adware.MobiDash.2.origin」が組み込まれたアプリを、公式サイトである「Google Play」上で多数確認しているもの。
問題のインストールすると、多数の広告を重ねて表示するほか、ブラウザ内やステータスバーに広告を表示。またプログラムウィンドウだけでなく、OSのインターフェース上にも広告を重ねて表示するため、デバイスの操作を阻害。
「Adware.MobiDash.2.origin」の前身となる「Adware.MobiDash.1.origin」は、2015年2月に発見されており、今回の亜種も従来のものと同様、どのアプリが広告表示の原因となっているか特定されないよう、インストール後、一定期間は活動しないなど手口が巧妙だった。
同社は、こうしたアプリのダウンロード数は、合計で250万件を超えていると指摘。アプリをインストールする際に十分注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/04/30 )
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