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DLP市場規模は51億円、前年比19.9%増 - 今後導入増見込む

2013年における国内の情報漏洩対策(DLP)製品の市場規模は前年比19.9%増となる51億円だった。導入済み企業は4.7%だが、導入を検討している企業が3割にのぼり、導入意欲が高まりつつある。

IDC Japanが情報漏洩対策製品の国内市場動向を調査したもの。ネットワーク経由のデータ移動などを検出しブロックする「ネットワークDLP」、クライアントPCやサーバなどエンドポイント上の機密情報の操作を制御する「ホストDLP」、機密情報の格納場所をスキャンする「ディスカバリDLP」などの製品を対象に調査を行った。

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国内情報漏洩対策製品市場の売上予測(グラフ:IDC Japan)

2013年の市場規模は51億円で、前年比成長率は19.9%と堅調に推移した。同社が2014年1月に実施した調査において、製品導入率は4.7%にとどまり、同社は、導入費用や作業コスト、導入後の効果などが課題として挙げている。

一方で、部門での導入から始まり、全社に拡大するケースも多いという。導入を検討している企業は3割にのぼり、前年の調査と比較して9ポイント上昇している。

標的型攻撃の巧妙化やモバイルデバイスの利用拡大により、情報漏洩のリスクが今後さらに高まると分析。2013年から2018年にかけての年間平均成長率を13.3%と予測。2018年の市場規模は95億円に拡大すると見込んでいる。

(Security NEXT - 2014/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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