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三井住友海上火災のAndroid向け保険アプリに脆弱性

三井住友海上火災保険が、Android向けに提供しているアプリ「スマ保」に、SSL/TLSサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性が含まれていることがわかった。

影響を受けるアプリは、Android向けに提供されている「同ver3.0.0」や、関連アプリの「スマ保『運転力』診断結果送信ver1.2.2」。以前のバージョンも影響を受ける。

これらアプリには、証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2014-7242」が存在し、マンインザミドル(MITM)攻撃を受けるおそれがある。

今回の脆弱性は、熊谷裕志氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。修正版がGoogle Playを通じて提供されている。

(Security NEXT - 2014/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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