Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CMSの「Drupal」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Drupal」に深刻な脆弱性が見つかった。脆弱性を解消したアップデートが公開されている。

「同7.31」や以前のバージョンに、外部からデータベースが操作できる「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2014-3704」が含まれていることが判明したもの。

Drupal Japanでも、きわめて危険度の高い脆弱性としており、悪用されると、情報漏洩やサイト改ざんなどの被害に遭う可能性がある。

さらにJPCERTコーディネーションセンターによれば、不正に作成した管理者アカウントを利用することで、任意のPHPコードを実行されるおそれがあることを確認したという。

脆弱性を修正した「Drupal 7.32」が公開されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2014/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応