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「Huawei E5332」に複数の脆弱性 - 強制リブートのおそれ

Huawei Technologies製のモバイルルータ「Huawei E5332」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品のウェブサーバ機能において、HTTPの解析に解析処理に「CVE-2014-5327」、APIに対するサービス要求の解析に「CVE-2014-5328」が、それぞれ含まれていることが判明したもの。

一定以上の長さを持つGETリクエストがサーバに対して行われた場合、いずれもメモリ破壊が発生し、利用者の意図に反して再起動する。影響を受けるバージョンは、「同21.344.19.00.1080」で、脆弱性を修正したアップデートが公開されている。

今回の脆弱性は中京大学の今井志有人氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/10/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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