職員がタレントの個人情報を住基ネットで閲覧 - 生駒市
奈良県生駒市は、同市職員が住民基本台帳ネットワークの端末を操作して、タレントの個人情報を業務外の目的で検索していたとして、懲戒処分を行った。
同市によれば、市民課の職員が、8月11日に業務時間中、住民基本台帳ネットワークの端末を不正に操作。有名タレントの個人情報を検索した。
職員は同タレントのファンだったという。同市ではこれを受け、同職員に対し21日付で戒告の懲戒処分を実施。また情報の閲覧のみであり、メモを取ったり、第三者に漏洩した事実はないと同市は説明している。
同市では今回の問題を受け、閲覧記録台帳およびシステム操作履歴との照合や、操作ログ分析ツールの導入により、不正利用対策を強化。また住基ネットを操作する全職員に対して研修を実施し、不正閲覧対策に取り組む。
(Security NEXT - 2014/08/25 )
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