画像共有ソフト「Shutter」に脆弱性 - できる限り早くアンインストールを
tenfourzeroの画像共有ソフト「Shutter」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。すでにソフトウェアのメンテナンスが終了しており、アンインストールが推奨されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトに「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2014-3904」や、「クロスサイトスクリプティング」の脆弱性「CVE-2014-3905」が含まれており、情報漏洩や不正にコードを実行されるおそれがある。
開発していたtenfourzeroのThe shutter projectはすでに終了しており、メンテナンスも実施されない。開発元もできる限り早くアンインストールするよう推奨している。
今回明らかとなった脆弱性は、いずれもbogus.jpの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2014/08/18 )
ツイート
PR
関連記事
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
