画像共有ソフト「Shutter」に脆弱性 - できる限り早くアンインストールを
tenfourzeroの画像共有ソフト「Shutter」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。すでにソフトウェアのメンテナンスが終了しており、アンインストールが推奨されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトに「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2014-3904」や、「クロスサイトスクリプティング」の脆弱性「CVE-2014-3905」が含まれており、情報漏洩や不正にコードを実行されるおそれがある。
開発していたtenfourzeroのThe shutter projectはすでに終了しており、メンテナンスも実施されない。開発元もできる限り早くアンインストールするよう推奨している。
今回明らかとなった脆弱性は、いずれもbogus.jpの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2014/08/18 )
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