Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブベースの画像管理ソフト「Piwigo」に脆弱性 - 6月のパッチで修正済み

ウェブベースの画像管理ソフト「Piwigo」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。いずれも最新版パッチで修正されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、データベースを不正に操作される可能性があるSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2014-4649」が判明したもの。

またブラウザ上でコードを実行されるおそれがあるクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-3900」および「CVE-2014-1980」も含まれる。

「CVE-2014-4649」「CVE-2014-3900」については「同2.6.3」、「CVE-2014-1980」については「同2.4.6」に存在。以前のバージョンも影響を受ける。いずれも6月に公開された「Changeset 28678」で修正されているという。

これら脆弱性は、bogus.jpの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/08/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応