Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

シマンテックのエンドポイント向けセキュリティ製品に脆弱性

シマンテックのエンドポイント向けセキュリティ対策製品「Symantec Endpoint Protection(SEP)」にバッファオーバーフローの脆弱性が含まれることが判明した。

Windows版において初期設定で読み込まれる「sysplantドライバ」にバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2014-3434」が存在することが判明したもの。脆弱性を悪用されると、ログインしたユーザーによって端末の制御を奪われるおそれがある。

影響を受けるのは、「同クライアント 12.1」「同12.0 Small Business Edition」「同クライアント 11.0」。以前のバージョンも含まれる。

同社では脆弱性を解消するセキュリティパッチ「同 12.1.4112.4156」を公開した。また「sysplantドライバ」を無効化することで脆弱性を緩和できるという。

(Security NEXT - 2014/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開