セガが「PSO2」を順次再開、課金サービスも - 「DDoS攻撃は小康状態」
セガが運営するオンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2(PSO2)」「ファンタシースターオンライン2 es(PSO2es)」が、DDoS攻撃を受けた問題で、同社は一時停止していたサービスを順次再開している。
外部からの攻撃により、6月19日よりゲームサーバへ接続しにくい状態が発生。調査によりDDoS攻撃が原因であると判明し、その後攻撃が強まったことから、サービスを提供できない状態に陥っていた。ゲームだけでなく、公式サーバなども一時ダウンしている。
同社では、サービスの再開を目指して対策を進め、「攻撃が小康状態になった」と説明。6月27日16時より一部サービスを再開している。
その後もサービスの運用状況を見ながら調整を進めており、大きな問題が確認されなかったことから、ゲーム内で利用する仮想通貨である「アークスキャッシュ」の販売も再開した。
ただし、スマートフォン版の「PSO2es」など一部サービスは現在も利用できないなど、一部影響が残っている。
同社は、今回サービスが停止したことを受け、サービス有効期限の延長や謝罪によるアイテムの配布などを発表。利用者への対応を進めている。
(Security NEXT - 2014/06/30 )
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