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患者情報含むUSBメモリを出張先で紛失 - 東京医科大学病院

東京医科大学病院において、診療情報が保存されたUSBメモリが所在不明になっていることがわかった。

学会のため出張していた同院職員が4月18日に紛失したもの。内部には脳神経外科の手術例33件が保存されていた。患者のIDや氏名、性別、手術日、検査データや症状など含まれる。紛失したUSBメモリは、暗号化対策など実施していなかった。

同院では対象となる患者に対して事情を説明し、謝罪した。紛失した個人情報が悪用されたとの報告は受けていないという。また同院では、所管する厚生労働省と東京都へ事態を報告、警察へ被害を届けた。

(Security NEXT - 2014/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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