Appleが脆弱性を解消した「iOS 7.1.1」を公開 - SSL処理の脆弱性に対応、「Heartbleed」とは無関係
Appleは、iPhoneやiPadなど同社スマートデバイス向けに19件の脆弱性を解消した最新OS「iOS 7.1.1」を公開した。
今回公開したのは、「WebKit」における脆弱性16件をはじめ、19件の脆弱性を修正するセキュリティアップデート。トリプルハンドシェイク攻撃を受けるおそれがある脆弱性「CVE-2014-1295」に対応した。
同脆弱性は、SSL接続時において、データ流出のおそれがある脆弱性だが、話題となっているOpenSSLに見つかった深刻な脆弱性「Heartbleed」とは別の脆弱性。また「CFNetwork」における「HTTPプロトコル」処理における問題など複数の脆弱性に対応。またiPhone 5Sで搭載する「指紋認証機能」の機能向上を盛り込んだ。
(Security NEXT - 2014/04/23 )
ツイート
PR
関連記事
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「WhatsApp」とApple製品の脆弱性、連鎖させて攻撃か
AIサーバ向けプラットフォーム「NVIDIA HGX」「DGX」に脆弱性
先週注目された記事(2025年8月24日〜2025年8月30日)
中国支援の攻撃グループ、世界規模で通信など重要インフラを攻撃
露攻撃グループ、「Cisco IOS」旧脆弱性を悪用 - 制御システムにも関心
「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
iPhoneやMacなどApple製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正