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ストレージネットワーク監視製品「ManageEngine OpStor」に複数の脆弱性

Zohoのストレージネットワーク監視製品「ManageEngine OpStor」に脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、ウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがあるクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-0344」が判明。さらにユーザー権限の管理に脆弱性が存在し、情報漏洩やデータベースの改ざんのおそれがあるという。

Zohoでは、脆弱性を修正した「ManageEngine OpStor Build 8500」を提供。同社やセキュリティ機関では、アップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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