市職員が橋下市長の戸籍を不正閲覧 - 大阪市
大阪市は、大正区役所と淀川区役所の戸籍担当職員が、戸籍情報システムを利用して橋下徹市長の戸籍を業務とは関係なく閲覧していたことを明らかにした。
同市の発表によれば、橋下市長からの個人情報の開示請求を受け、2月7日に同市が戸籍の発行履歴を確認したところ、戸籍情報の不正閲覧が発覚した。
大正区の職員は、2011年3月11日、10月5日、11月15日に8回にわたって閲覧。淀川区の職員は、2013年11月14日に2回閲覧した。いずれも業務とは関係ない閲覧だが、内容のメモや出力、他人への漏洩などは否定しているという。
同市では、2職員について戸籍情報システムへの全アクセスログを調査し、業務外閲覧の詳細を確認したうえで処分を行う。また戸籍業務に従事している全職員を対象に、自己申告による調査とアクセスログによる調査を実施する。
(Security NEXT - 2014/02/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
学生ポータルで不具合、想定外の認証でアクセス可能に - 東経大
フォーム閉鎖時の設定ミスで応募者情報が閲覧可能に - 文京区
OS更新作業中にテスト出力した個人情報ファイルを外部公開 - 茨城県
サマースクール保護者説明会の案内メールを誤送信 - 藤沢市
小中2校で個人情報が生徒端末より閲覧可能に - 松戸市
クレジットウェブ申込システムで不具合 - AGペイメント
町史購入者向けのメールで送信ミス - 利府町
フォーム上でボランティアの個人情報が閲覧可能に - 東京都
図書館の公開文書で個人利用者番号が参照可能に - 名古屋市