「ODN WEBメール」のフィッシング攻撃に注意 - 「偽gooメール」や「偽eoWEBメール」とともに稼働中
ソフトバンクテレコムが提供する「ODN WEBメール」を装ったフィッシング攻撃が確認された。「gooメール」や「eoWEBメール」のフィッシングサイトと同じサーバ上で10月3日22時現在も稼働している。
問題のメールでは、「メンバーシップを確認する必要がある」などと説明。デザインが本物と酷似したフィッシングサイトへ誘導し、IDやパスワードを騙し取る。
10月1日に確認された「gooメール」や「eoWEBメール」のフィッシング攻撃と同様の手口で、本文は機械翻訳などを利用したと見られる不自然な日本語で記載されていた。また在マレーシア英国商工会議所のウェブサーバ上に設置されていることも共通している。
今回見つかったフィッシングサイトは、「gooメール」や「eoWEBメール」の偽サイトとともに10月3日22時の時点でも稼働を続けており、今後、さらに他社のウェブメールサービスがターゲットになる可能性もある。
フィッシング対策協議会では、サイトの停止に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼するとともに、インターネット利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/10/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応