Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ODN WEBメール」のフィッシング攻撃に注意 - 「偽gooメール」や「偽eoWEBメール」とともに稼働中

ソフトバンクテレコムが提供する「ODN WEBメール」を装ったフィッシング攻撃が確認された。「gooメール」や「eoWEBメール」のフィッシングサイトと同じサーバ上で10月3日22時現在も稼働している。

問題のメールでは、「メンバーシップを確認する必要がある」などと説明。デザインが本物と酷似したフィッシングサイトへ誘導し、IDやパスワードを騙し取る。

10月1日に確認された「gooメール」や「eoWEBメール」のフィッシング攻撃と同様の手口で、本文は機械翻訳などを利用したと見られる不自然な日本語で記載されていた。また在マレーシア英国商工会議所のウェブサーバ上に設置されていることも共通している。

今回見つかったフィッシングサイトは、「gooメール」や「eoWEBメール」の偽サイトとともに10月3日22時の時点でも稼働を続けており、今後、さらに他社のウェブメールサービスがターゲットになる可能性もある。

フィッシング対策協議会では、サイトの停止に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼するとともに、インターネット利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か