Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、ColdFusionの深刻な脆弱性を修正するホットフィクス

Adobe Systemsは、ColdFusionにおける2件の脆弱性を修正するホットフィクスを提供開始した。

今回修正された脆弱性の「CVE-2013-3350」は、深刻な脆弱性で「Windows」「Mac OS X」「Linux」において、すべてのバージョンが影響を受ける。ウェブ経由でコンポーネントを起動されるおそれがあり、同社は適用優先度を「1」にレーティングして72時間以内の適用を推奨している。

一方「CVE-2013-3349」は、 「同9.0.x」上で動作する「JRun」が影響を受ける脆弱性。悪用された場合、サービス拒否に陥る可能性がある。適用優先度は1段階低い「2」となっている。

同社では、ホットフィクスの適用を推奨するとともに、セキュリティの変更を実施するなど対策を講じるよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正