Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバ管理製品「HP Insight Diagnostics」に複数の脆弱性 - リモートからコード実行可能

サーバの診断やトラブル対策機能を提供する日本HP製サーバ管理ツール「HP Insight Diagnostics」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

同製品には、3件の脆弱性が存在。リモートより攻撃し、それぞれを組み合わせることで最終的にサーバの管理者権限を取得することが可能になるという。「同9.4.0.4710」および以前のバージョンも影響を受ける。

セキュリティパッチなど、脆弱性を修正する方法は提供されていない。攻撃の回避策として、アクセスを制限するを案内している。

(Security NEXT - 2013/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正