Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、「緊急」2件含む月例パッチ10件を公開 - プログラム3件が適用優先度「高」

日本マイクロソフトは、月例セキュリティ更新プログラム10件を公開した。これら更新で、あわせて33件の脆弱性に対応した。

130516_ms_001.jpg
5月の月例セキュリティ更新プログラム一覧

今回公開した10件のプログラムのうち、深刻度が4段階中もっとも高い「緊急」は2件だった。いずれも「Internet Explorer」向けのプログラムで、同社は、適用優先度を3段階中もっとも高い「1」にレーティングしている。

「MS13-037」は、「IE」における累積的な脆弱性を修正するプログラム。「同6」以降すべて影響を受ける。セキュリティコンテストで報告された脆弱性など、あわせて11件の脆弱性に対応した。

他方「MS13-038」では、ゼロデイ攻撃も確認されている「IE 8」の脆弱性「CVE-2013-1347」を解消。予防措置として「IE 9」についても修正をくわえた。あわせて「MS13-037」を適用する必要がある。

他8件は、いずれも深刻度「重要」のプログラム。ただし「MS13-039」については、適用優先度が「1」に設定されている。同プログラムは、細工したパケットを受信するとサービス拒否が生じる「HTTP.sys」の脆弱性1件に対応した。

「MS13-041」は、「Lync」の脆弱性を修正するプログラム。また「MS13-042」では、「Microsoft Publisher」に含まれる11件の脆弱性に修正した。「MS13-043」では、「Word」に存在する1件の脆弱性を解消。カーネルモードドライバーの脆弱性に「MS13-046」で対応した。これら脆弱性はいずれも適用優先度が「2」となっている。

のこる3件は、適用優先度が「3」に設定されているアップデート。「.NET Framework」において「なりすまし」が生じる脆弱性を修正する「MS13-040」や、情報漏洩が発生する「Microsoft Visio」「Windows Essentials」の脆弱性は、それぞれ「MS13-044」「MS13-045」で対応した。

(Security NEXT - 2013/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」にメモリ破壊の脆弱性 - 任意コード実行のおそれ
「Cisco Unified CM」のSSRF脆弱性、悪用に注意
「macOS Tahoe 26.5.2」公開 - 脆弱性37件を修正
「IBM Db2」に深刻な脆弱性 - 暫定的な修正を提供
米当局、「SharePoint Server」の脆弱性悪用に注意喚起
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 「クリティカル」との評価も
「NetScaler ADC/Gateway」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Adobe ColdFusion」に複数の深刻な脆弱性 - 早急に対応を
「iOS/iPadOS 26.5.2」を公開、脆弱性37件を修正
「Adobe Campaign Classic」に悪用リスクが高い脆弱性