「Adobe Reader」「Acrobat」がアップデート - 27件の脆弱性に対応
Adobe Systemsは、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」の脆弱性を修正するアップデートを公開した。あわせて27件の脆弱性を修正している。
今回公開したのは、「同9」以降の利用者向けに提供するアップデート。すべてのプラットフォームが脆弱性の影響を受ける。
メモリ破壊やバッファオーバーフローなどの脆弱性が存在しており、攻撃を受けた場合、システムがクラッシュして制御を奪われる可能性があるほか、特権の昇格なども発生するおそれがある。
同社では、修正をくわえた最新版として「同11.0.1」「同10.1.5」「同9.5.3」を用意。適用優先度は、Windowsの「同9.5.3」のみ3段階中もっとも高い「1」にレーティングされており、72時間以内にできるだけ早く適用するよう求めている。それ以外のプラットフォームは、30日以内の対応を推奨する適用優先度「2」とした。
(Security NEXT - 2013/01/09 )
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