Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンド、制御システムで不正アプリの起動を阻止する新製品

トレンドマイクロは、制御システムにおいて不正アプリの実行を防止するソフトウェア「Trend Micro Safe Lock(TMSL)」を2013年1月7日より販売開始する。

同製品は、ヒューマンマシンインターフェースやエンジニアリングワークステーション、生産管理用端末など、Windowsで動作する制御システム向けに開発したホワイトリスト型セキュリティ対策ソフト。登録したアプリケーションのみ実行を許可し、不正プログラムの実行を防止する。

不正なライブラリファイルの読み込みを防止する「DLLインジェクション対策」や、APIの呼び出しを不正プログラムが横取りすることを防ぐ「APIフッキング対策」のほか、「メモリのランダム化」などの対策機能を備えている。

またUSBメモリにおけるオートラン機能の停止や、端末に対するネットワーク通信を監視して脆弱性を利用する攻撃パケットを検知し、遮断することができる。

さらに製品導入時に端末内のアプリケーション情報を自動的に収集し、許可リストを作成することが可能で、同社のUSBメモリ型ウイルス駆除ツール「Trend Micro Portable Security」は許可リストに登録することなく利用できる。

ラインナップとして、サーバ向けの「同for Server」とクライアント向けの「同for Client」を用意しており、すでに日本マイクロソフトのサポートが終了している「Windows 2000」や「Windows 2000 Server」などもサポートOSとしている。初年度保守費用を含む参考価格は、それぞれ7万2800円、1万1100円。2年目以降は保守更新費用が必要。

同社では、同製品を今後1年間に100社へ販売する計画。同製品の市場投入をきっかけに制御システム分野へ注力し、2015年には同分野で15億円の売上を目指すとしている。

(Security NEXT - 2012/11/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2月に「制御システムセキュリティカンファレンス 2022」が開催
攻撃者視点で学ぶ「OTシステムハッキング」のトレーニングサービス
インド太平洋地域における制御システムのセキュリティ向上を支援 - 日米欧が連携
富士電機製の制御システム関連製品に複数の脆弱性
富士電機の「V-Server Lite」に脆弱性 - アップデートが公開
2021年3Qはインシデントが約25.9%増 - 「サイト改ざん」が倍増
VPN機器8.7万台分の認証情報が公開 - Fortinetが注意喚起
攻撃プランを自動生成する脆弱性評価用の模擬攻撃ツール - OSSで公開
2Qの「JVN iPedia」登録は2735件 - 前期の1.6倍に
IPA、「情報セキュリティ白書2021」を発行 - 無料PDF版も提供予定