Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オープンソースの「MosP勤怠管理システム」に複数の脆弱性

マインドが中心となり開発を進めているオープンソースの「MosP勤怠管理システム」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。JVNではアップデートを呼びかけている。

同ソフトにアクセス制限の不備があり、他利用者の情報を取得できる脆弱性「CVE-2012-4020」や、他利用者になりすますことが可能となる認証不備の脆弱性「CVE-2012-4021」が含まれていた。「同V4.1.0」より以前のバージョンに影響があるという。

いずれの脆弱性も大野雅子氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。JVNでは、開発者の情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Veeam Backup & Replication」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」にセキュリティアップデート - 4件の修正を実施
米CISA、ファイル共有ツールなどの脆弱性3件を悪用リストに追加
「Cisco ASA」のウェブVPNログインページ脆弱性 - 攻撃試行を確認
プロバイダ向け「Veeam Service Provider Console」に深刻な脆弱性
11月は脆弱性22件の悪用に注意を喚起 - 米当局
NEC製ルータ「UNIVERGE IXシリーズ」に複数の脆弱性
「FFmpeg」にダブルフリーの脆弱性 - パッチで修正
IBMの認証管理製品に複数の深刻な脆弱性 - アップデートで修正
TrellixのSIEM製品にRCEなど複数脆弱性