Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

4支店で顧客情報含む帳票の紛失が判明 - 豊和銀行

豊和銀行は、顧客情報含む帳票の紛失が4支店で発生したと発表した。あわせて2000件以上の顧客情報が含まれるという。

同行において、全店を対象にした一斉点検を実施し、判明したもの。玖珠支店では「便宜一時預り簿兼現金持出簿」、福岡支店で「経費証憑書」、臼杵支店で「預金の諸届」の所在がわからなくなっている。正確な件数はわかっていないが、過去のデータからあわせて1889件にのぼると見られている。

また今回の一斉点検とは別に、日田支店において業務上必要な情報を印字した配信ジャーナルの紛失も判明。氏名や住所、口座番号など顧客情報206件が記載されていた。

同行では、今回の紛失に関していずれも誤って廃棄した可能性が高い説明。不正利用なども確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2012/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

口座振込通知書を誤送信、データ出力時のミス気付かず - 燕市
顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀
個人情報が外部から閲覧可能に、権限変更漏れで - クマ財団
顧客リストを訪問先に置き忘れ、匿名の指摘で発覚 - 常陽銀
帳票を箱ごと紛失、本部保管移行時に判明 - 群馬銀
ニッケがサイバー攻撃被害 - ダークウェブで流出情報を確認
顧客情報流出の可能性、スーパーフランチャイズ運営企業で
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
小学校児童の名簿を一時紛失、ATMに置き忘れ - 大阪市