Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

奈良国立博物館のサイトが改ざん - 尖閣関連でサイバー攻撃

奈良国立博物館のウェブサイトにおいて改ざん被害が発生した。尖閣諸島の政治的主張がウェブサイト上に掲載される状態に陥った。

今回の不正アクセスにより改ざんされたのは、同館所蔵品に関する画像データベースの検索画面。8月17日午後に職員が発見し、被害へ気が付いた。改ざんされたページには、日本固有の領土である尖閣諸島に関し、中国の領有権を主張する文章や攻撃者の名前と見られる文言が書き込まれたという。

改ざんの発覚を受けて、同館では同日14時50分に画像検索サーバを停止。20日の時点でも今回のサイバー攻撃の影響で画像データベースの検索機能を利用できない状態が続いている。

(Security NEXT - 2012/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
獣医学本販売サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
化粧品メーカーがサイト改ざん被害 - マルウェアDLのおそれ
スポーツ用品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
研究用サーバが改ざん、オンラインカジノへのリンク - 札幌市立大
日本茶の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
市施設サイトに不正アクセス、メール配信CGIの脆弱性が標的に - 小諸市
製麺通販サイトに不正アクセス - 不正プログラム除去も被害継続
東亜大に不正アクセス、サイト改ざんで判明 - サーバ内部に個人情報