Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

危機管理協会のサイトが一時改ざん状態に - ウイルス感染サイトへ誘導

危機管理に関する啓発活動や危機管理主任の認定試験を実施している危機管理協会は、ウェブサイトが改ざんされ、閲覧者にウイルス感染の可能性があることを明らかにした。

7月28日22時過ぎから29日14時46分ごろにかけて、同協会のウェブサイトが改ざんされた状態となったもの。期間中に対象ページを閲覧した場合、外部の不正なサイトに誘導され、ウイルスに感染する可能性があった。

具体的なウイルス名は明らかにしていないが、同協会は、改ざんにより挿入されたスクリプトは既知のもので、ウイルス対策ソフトを導入している環境であれば、不正サイトへ転送されることは基本的にないと説明している。

すでにウェブサイトの修復は完了しており、同協会では、心当たりがある利用者に対して、ウイルススキャンを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会
中国支援の攻撃グループ、世界規模で通信など重要インフラを攻撃
サイトに不正プログラム、個人情報流出の可能性 - 靴通販サイト
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
企業サイトが改ざん、無関係の通販サイトが表示 - カイゼンベース
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
観光業界向けオンラインメディアが改ざん被害 - 外部サイトへ誘導
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示