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フォーティネット、パフォーマンスを向上させた中堅企業向けUTM新製品

フォーティネットジャパンは、中堅規模や大企業の支店規模を想定したUTMの新製品「FortiGate-100D」を発表した。

同製品は、ファイアウォールをはじめ、アプリケーションの可視化や制御、VPN、不正侵入検知、ウイルス対策、スパム対策、ウェブフィルタリングなどの機能を提供するアプライアンス。独立したセキュリティゾーンを設定できる22個のGbEインタフェースを装備している。

ファイアウォールにおいて2.5Gbps、IPSにおいて950Mbpsのスループットを実現。最大250万のファイアウォールセッションをサポート。また従来製品よりウイルス対策の能力を向上させており、フローベースで700Mbps、プロキシベースで300Mbpsのスループットを確保している。

5000のIPSec VPNトンネルをサポートするほか、SSL VPNでは同時に最大200ユーザーまで接続をサポートするなど、リモートアクセス機能の強化した。

さらにWAN最適化機能では、組織間でWANを横断してアプリケーションとサーバ間を移動する通信およびデータの量を削減し、ネットワークパフォーマンスを向上させることが可能。オンボードストレージの搭載により、データのアーカイブやSQLベースのレポートを生成できる。

(Security NEXT - 2012/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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