Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「So-net」装うフィッシング攻撃が発生 - 機械翻訳による文面

ソネットエンタテインメントが提供する「So-net」のウェブサービスを装ったフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

120713pc_01.jpg
フィッシングメールの文面(資料:フィッシング対策協議会)

今回確認された攻撃は、ウェブメールにおいて身元を確認する必要があるなどと騙し、フィッシングサイトへ誘導、IDやパスワードを詐取するもの。フィッシングメールの文章は日本語で記載されているが、機械翻訳と見られ、不自然な内容となっている。

問題のフィッシングサイトは7月13日18時の時点で稼働しており、同協議会ではサイトの閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。正規サービスの利用者に対し、類似サイトも含め、誤ってフィッシングサイトへアカウント情報を送信しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/07/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応