複数ISPでメールアカウントの乗っ取り被害が発生中、原因不明 - JPCERT/CCが情報提供呼びかけ
メールアカウントを乗っ取られ、スパム送信に悪用される被害を複数確認しているとして、JPCERTコーディネーションセンターは、情報提供を呼びかけている。
同センターでは、今回の乗っ取り被害が、複数ISPのメールサービスで発生していることを確認。通常、ISPのメールサービスでは、送信時に認証が必要だが、攻撃者はなんらかの方法で取得したアカウントとパスワードを利用して正規ユーザーになりすまし、大量のスパムを送信していたという。
アカウント情報を奪う手段としては、ユーザーから情報を詐取するフィッシング、端末内からデータを盗むマルウェア、メールサーバに対するブルートフォース攻撃など考えられるが、今回の攻撃では、アカウント情報の流出経路がわかっていない。
同センターでは、攻撃手法を分析し、被害の拡大を防止するため、インシデントに遭遇したユーザーに情報提供を呼びかけており、情報をウェブフォームやメールにて受け付けている。
(Security NEXT - 2012/06/07 )
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