Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバ経由の受け渡しで顧客情報が閲覧可能に - 日本メディアサプライ

日本メディアサプライは、同社が運営するショッピングサイトにおいて、一部顧客情報がインターネット経由で閲覧できる状態だったことを明らかにした。

閲覧可能となったのは、DVDなど販売する同社運営サイト「エンタランド」の一部顧客情報。事務処理のため、2011年4月から2012年1月までの売上集計ファイルを、サーバへアップロードして受け渡しを行ったが、閲覧を制限しておらず、外部からアクセスできる状態だったという。

同ファイルには、顧客483人分の氏名やメールアドレス、購入日、購入商品名、決済方法、決済金額、利用ポイント数などが含まれており、同社では関係者に対して事情の説明や謝罪を行っている。

5月1日に顧客の指摘により問題が判明。同社ではサーバ上からデータを削除し、Googleへ検索エンジンからデータを消去するよう依頼した。同社では引き続き調査を行っており、流出を発見した場合は削除を依頼するとしている。

(Security NEXT - 2012/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

学年全体のテスト結果を生徒がアプリ上から閲覧可能に - 大阪市
公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU
保健指導関連の個人情報がノーウェアランサム被害 - 千葉市
問合フォームより送信された資料が外部閲覧可能に - 充電池リサイクル団体
農業委員会の調査フォームに不備、個人情報が流出 - 大阪府
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
転職情報サイトで不具合 - 直近勤務先から登録情報が閲覧可能に
フォーム設定ミス、学園祭イベントの参加者情報が流出 - 東京医科歯科大
地域共生事業の参加申込フォームに不備、個人情報が流出 - 鎌倉市
位置情報共有サービス「NauNau」で情報流出か - 事実関係を調査