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Apple、ゼロデイ攻撃発生しているJavaの脆弱性を修正

Appleは、Mac OS XにおけるJavaの脆弱性を修正する「Java for OS X Lion 2012-001」「Java for Mac OS X 10.6 Update 7」の提供を開始した。

今回公開したのは、Mac OS Xにおいて「Java 1.6.0_29」を「同1.6.0_31」へアップデートするプログラム。脆弱性「CVE-2012-0507」や「CVE-2012-0500」をはじめ、12件の脆弱性を修正する。

Oracleでは、Windows向けに「Java SE 7 Update 3」「Java SE 6 Update 31」を2月に公開し、脆弱性を解消したが、Mac OS Xでは未修正の状態だった。

すでにF-Secureより、「CVE-2012-0507」を悪用するダウンローダー型トロイの木馬「OSX/Flashback.K」によるゼロデイ攻撃が報告されている。

(Security NEXT - 2012/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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