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インテル、遠隔データ消去技術のワンビに出資 - アンチセフト技術で協力

遠隔データ消去事業を展開するワンビは、インテルの投資部門であるインテルキャピタルより出資を受けたと発表した。詳しい金額などは明らかにされていない。

ワンビでは、紛失や盗難に遭ったPC端末内のデータを遠隔から消去し、情報漏洩を防止するソフトウェア「トラストデリート」を開発、提供している。

同社は、出資を受けてインテルとの協力関係を強化。「インテルCore vProプロセッサ」のアンチセフトテクノロジー(インテルAT)に対応することで、電源が入っていないPCのデータ保護を実現する製品の投入に向け準備を進めている。

同社では、電源の入っていないPCでも内部のデータを遠隔消去できる技術を開発。4月よりパナソニックのビジネスモバイルパソコン向けに提供しているが、PCメーカー側でBIOSを開発する必要があった。

同社では、ビジネス向けPCで採用されている「インテルCore vProプロセッサ」に対応することで、より汎用性が高いサービスの提供を目指している。

(Security NEXT - 2011/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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