「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性、最新版が公開 - Android版にも影響
Adobe Systemsは、複数の深刻な脆弱性を解消した「Adobe Flash Player」のアップデートを公開した。
「Adobe Flash Player 11.0.1.152」および以前のバージョンに、メモリ破壊やバッファオーバーフロー、特権の昇格など深刻な脆弱性が判明し、修正したもの。
「Windows」「Mac」「Linux」「Solaris」など幅広いプラットフォームに影響があり、Android向けに提供している「同11.0.1.153」や以前のバージョンにも脆弱性が含まれる。
今回のアップデートで修正された脆弱性は、あわせて12件にのぼり、脆弱性が攻撃されて悪用された場合、システムがクラッシュし、システムを乗っ取られる可能性がある。
同社は、パソコンの各プラットフォーム向けに最新版となる「同11.1.102.55」、Android向けに「11.1.102.59」を公開。また「Adobe AIR 3.0」のユーザーへ「Adobe AIR 3.1.0.4880」を提供している。
(Security NEXT - 2011/11/11 )
ツイート
PR
関連記事
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
