深刻な脆弱性を修正した「Adobe Reader」が公開 - 13件の脆弱性を修正
Adobe Systemsは、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の深刻な脆弱性を解消するセキュリティアップデートを公開した。あわせて13件の脆弱性を修正している。
今回公開されたのは、「同10.1」「同9.4.5」「同8.3」および以前のバージョンに含まれる深刻な脆弱性を解消するプログラム。脆弱性が攻撃を受けた場合、アプリケーションがクラッシュし、攻撃者によってシステムが制御される可能性がある。
すべてのプラットフォームに影響があり、同社では脆弱性を解消した「同10.1.1」「同9.4.6」「同8.3.1」について公開を開始した。ただし「UNIX」向けの「Adobe Reader 9.4.6」については、公開を11月7日に予定している。
(Security NEXT - 2011/09/14 )
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