Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache」にDoS攻撃受けるおそれ - IPAがアップデート呼びかけ

情報処理推進機構(IPA)は、ウェブサーバ「Apache HTTP Server」に脆弱性が見つかったとして、最新版へのアップデートなど対策を呼びかけている。

同ソフトウェアにおいて、「Byte Rangeリクエスト」の処理にサービス拒否の脆弱性「CVE-2011-3192」が明らかになったもの。すでに攻撃ツールが公開されており、リモートで攻撃を受ける可能性がある。

脆弱性が含まれるのは、「Apache 2.2.19」および「同2.0.64」。これらより以前のバージョンも影響があり、不具合を修正したアップデート「2.2.20」が公開されている。

「Apache 1.3」はすべてのバージョンに脆弱性が含まれているものの、アップデータは用意されておらず、緩和策の実施が推奨されている。

(Security NEXT - 2011/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Palo AltoのVPNソリューションのクライアントに脆弱性
「PHP」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「M-Files Server」に認証バイパスやローカルファイル読み取りの脆弱性
Array Networks製VPN狙う脆弱性攻撃に注意 - 米当局が呼びかけ
WP向けプラグイン「Social Login」に認証回避の脆弱性
「Versa Director」に深刻な脆弱性 - 「DB」の規定パスワードが共通
ブラウザ「MS Edge」にアップデート、脆弱性2件を修正
「MS Edge 131」を公開 - 独自含む脆弱性9件を解消
「WinZip」に保護機能バイパスの脆弱性 - 6月の更新で修正済み
「NVIDIA License System」に脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ