Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Mozilla、「Firefox 6」を公開 - 10件の脆弱性を解消

Mozillaは、メモリ管理の問題など複数の深刻な脆弱性を解消した「Firefox 6」を公開した。

最新版となる「Firefox 6」では、「Firefox 5」「同4」の「JavaScript」や「WebGL」処理においてメモリ破壊が発生し、任意のコードが実行される脆弱性を修正した。

また未署名のJavaScriptから署名済みJARファイルのスクリプトを呼び出すことができる権限昇格の問題など、重要度がもっとも高い「最高」の脆弱性8件に対応。また次に重要とされる「高」の脆弱性2件について修正を行っている。

(Security NEXT - 2011/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

API管理ツール「WSO2 API Manager」の旧版にXXE脆弱性
「Chrome」にセキュリティアップデート - 修正2件を実施
米政府、GW期間中に悪用確認脆弱性10件を追加
PHPのDB接続ライブラリ「ADOdb」のPostgreSQLドライバに深刻な脆弱性
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念