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不正攻撃サイトが急増、ワンクリック詐欺が過去最高 - セキュアブレインまとめ

不正改ざんサイトに占めるドライブバイダウンロード攻撃の割合が上昇し、55.7%と半数を超えた。また4月は、個人サイトの被害が企業サイトを上回ったが、今回は企業が56.3%、個人が41.1%となり、再び企業の被害が6割弱にのぼっている。

同社は最近の傾向としてSEOポイズニングの多発を挙げている。大規模な自然災害や事故、著名人の死などが報道にあわせ、検索結果の上位に関連を装う不正サイトが登場していた。

複数のサイトを経由させたり、リファラーをチェックして検索結果からのアクセスではない場合は正規サイトへ転送するなど、セキュリティ対策ソフトの検知を逃れる攻撃手法が確認されている。

(Security NEXT - 2011/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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