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RADVISION製ビデオ会議システムの同梱ツールにSQLインジェクションの脆弱性

情報処理推進機構(IPA)は、RADVISIONのビデオ会議システムに同梱されているツール「iVIEW Suite」の脆弱性について注意喚起を行っている。

「iVIEW Suite」は、RADVISION製ビデオ会議システム「SCOPIA」に付属する運用管理ツール。「同v7.5」より以前のバージョンのデータベースにSQLインジェクションの脆弱性が含まれているため、遠隔から不正にデータベースが操作される可能性がある。

今回の脆弱性については、NRIセキュアテクノロジーズの岡博文氏が2009年10月に同機構へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施していた。代理店が情報提供を行っている情報をもとに最新版へアップデートすることにより、脆弱性を解消することができる。

(Security NEXT - 2011/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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