Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

5月のセキュリティパッチは「緊急」1件含む2件 - MS

日本マイクロソフトは、月例セキュリティ更新プログラムとして、5月11日に2件のプログラムを公開する予定だ。

公開予定のプログラムのうち深刻度が「緊急」とされるプログラムは、Windows向けのプログラム1件。

もう一方は、Office向けのプログラムで深刻度は「重要」。同社が4月に公開した「MS11-022」を適用した際に、「PowerPoint 2003」でファイルを開くと「ファイルが壊れている」とのアラートを表示する問題について修正する予定。

いずれも脆弱性が悪用された場合、リモートでコードが実行されるおそれがあるという。また同社は「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンについても提供する。

(Security NEXT - 2011/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性