Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「総務省の要請」「SNS登録データ消える」などと騙す詐欺メールに注意

総務省を装い、東日本大震災や計画停電などを理由に特定のURLから入金を求める詐欺メールが出回っているとして、同省が注意を呼びかけている。

同省へ相談や情報が寄せられているもので、問題のメールは「総務省から要請を受けた」などと騙し、特定のURLへ誘導し、金銭を詐取するという。

問題のメールでは、「総務省が緊急設置した東日本大震災インターネット回線災害対策本部より緊急の要請があった」などうその説明を行い、URLをクリックさせようとするケースがあった。

また震災や計画停電により利用しているSNSなどの登録情報が抹消されるおそれがあるなどと不安を煽り、金銭を騙し取る事例も確認されている。

同省では、今後異なる手口でも詐欺が発生する可能性があるとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

政府委託事業の旧ドメインを第三者が取得 - 偽サイトで外部誘導
ランサム被害が発生、紙資料と電話で対応 - みやぎ産業振興機構
東日本大震災の都内避難者向け広報誌で、宛名ミス - 東京都
ノートルダム大聖堂の火災、便乗サイバー攻撃に注意
西日本豪雨に便乗する詐欺に注意 - 義援金は信頼できる振込先へ
大阪北部地震へ便乗するサイバー攻撃や詐欺などに警戒を
危機管理ソリューション市場、2021年度には1兆円超に拡大
阪神淡路大震災関連の寄託書類を誤廃棄 - 三菱倉庫
米国でも災害便乗のサイバー攻撃に警戒強まる - 日本やエクアドルでの地震発生受けて
【熊本地震】募金装う振り込め詐欺に注意 - 「親類全体で義援金送る」と騙す手口も